2023年3月厚労省の発表によれば、2022年の小中高生の自殺数が514件と、1980年に統計を取り始めてから最高値を記録しました。これは世界と比べても高い水準であることが懸念されています。コロナ禍で特に自殺数が増えていることが指摘されています。
“だれにも相談しなかった”
学校の先生へ虐待について相談したことがあるかと問われ、75%がそう回答した(ACHAプロジェクト調べ、2022年)。幼い子どもたちは、虐待にあっていても、それがおかしいことだと認識するまでに時間がかかります。
厚労省「令和4年度自殺対策白書」には、日本は1-大の自殺が先進国の中で
韓国とともに死因のトップとなっており、学校でのいじめや児童虐待のニュース
が後を絶たない。コロナ禍で不登校も増加しており、学校や地域社会で子ども
を守る取り組みの必要性が高まっている。
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