kimino micataで子どもたちの相談を受け止めていきたいです。

お話を伺った方

熊本市こども局 こどもの権利サポートセンター開設準備室長 上野氏

熊本市では、2023年度から新たにこども局が設立され、その中にこどもの権利サポートセンター準備室ができました。「くまもとし こどもホットライン」を開設し、子どもたちからの相談を受け止めています。kimino micata を活用しながら、熊本市の学校の生徒から直接オンラインで相談を受けるプロジェクトを2023年の秋から開始します。上野室長は「kimino micataを使って、子どもたちの相談を受け止めていきたいです」と語りました。子ども権利サポートセンターの先生たちも「kimino micataに期待しています」とお話くださいました。

こどもの権利サポートセンターの特長を教えてください。

子どもの人権・権利を守るための新組織「こどもの権利サポートセンター」が2023年に設置されることが決まり、まずは2023年4月に準備室が発足しました。同サポートセンターは、同じく2023年度に新設された「こども局」に所属し、学校の内外で起きる問題についての子どもからの相談や、教育委員会からの報告を元に調査・調整などをする機関です。これからますます熊本市教育委員会と熊本市長部局の連携が強化され、相談ルートを複数にすることで、子どもたちの声を一つでも多く受け止めて、どうしたらよいかを一緒に考えます。

kimino micataに、どのようなことを期待していますか。

kimino micataが「子どもの立場にたって考えられたシステム」であること、そして子どもの権利を守り尊重するところが、私たちの方針と合致しています。日本だけでなくどの国の子どもたちも、人間らしく、幸せに生きられ、健康に成長する権利があります。それは、とても大事なことです。kimino micataは子どもたちの秘密を守ることを大事にしていて、私たちも同じように子どもたちの同意がない場合は、学校や家庭には知らせません。子どもたちの安心や信頼を得られ、相談してもらえるよう kimino micataと一緒に取り組んでいきたいと思います。