「キミノミカタ」を活用して、子どもたちがより相談しやすい環境ができることを期待しています。

お話を伺った方

熊本市教育委員会 学校教育部 須佐美 徹 部長

熊本市教育委員会の学校教育部の須佐美徹さんを訪ねました。熊本市は、いち早く2020年よりkimino micata実証実験を実施しています。「何よりも子どもたちに気軽に相談してほしい、そして悩みをため込まないでほしい、と思っています。「キミのミカタ」を活用して、子どもたちがより相談しやすい環境ができることを期待しています。身近にあるICT機器でいつでもどこでも相談できるツールとして、子どもたちをサポートしてくれるのではないでしょうか。」とのコメントをいただきました。

どうして kimino micata のの導入を決めたのですか?


熊本市では2020年からkimino micataの実証試験を受け入れました。定期的にアンケートは実施していますが、やはりどうにかして子どもたちの声を見落としたくないという思いからでした。プーザーさんは教育の現場を知っているので、どうしたら教員の先生たちの負担を増やさずに、かつ子どもたちが信頼して相談してくれるツールができないかという真摯な取り組みに共感しました。2020年から実証試験の結果を踏まえて、システム改善を通していろいろでてきた課題を一緒に解決してくれたことも、正式に導入しようと思ったきっかけです。熊本市は子ども一人ひとりにタブレットを配布しているので、kimino micataを使えば、学校ではなくても放課後の時間や家にいるときなど、子どもたちが安心できる場所でいつでもオンラインアンケートができるということ、そしていつでもどこでもSOS相談を送信できるということが魅力でした。すこしでも「子どもたちが相談しやすいツール」となってくれることを期待しています。一斉に決まった時間にアンケートをやるのではなく、子どもがやりたいときにできるしくみとなっており、それが子どもの自主性や立場にたって考えられてあり、子どもにとって悩みを言い出しやすい環境をつくることができると思っています。